カゼインプロテインは通常のプロテインのなかでは珍しい種類に位置付けられます。

ホエイプロテインと比べて、飲むタイミングが限られるからです。

カゼインプロテインの効率よい摂り方はなんでしょうか。

目的別での効率よい摂り方を知って、カゼインプロテインを飲むことを習慣化させましょう。

寝る前にカゼインプロテインを飲もう

ホエイプロテインを摂るよりカゼインプロテインを飲んだ方がよいタイミングは、寝る前がおすすめです。
カゼインプロテインは、ホエイプロテインと比べて消化吸収がゆるやかで腹持ちがよく常に血中にアミノ酸を満たしてくれる効果があるからです。
睡眠中に血中アミノ酸濃度を安定させるということは、睡眠中の筋分解を防いでくれたり、朝起きた時の空腹感をやわらげる効果もあります。
筋トレをゴリゴリして筋肉を増やしたい人には、睡眠中の筋分解を防げるのはありがたいことでしょう。

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朝起きた時の空腹感をやわらげるのは、ダイエット中の人にも助かりますよね。
ダイエット中に夜は食べない方がよいといわれていますが、カゼインプロテインを飲んで寝る前の空腹感もやわらげるのも良いでしょう。
睡眠中の筋分解を防ぐということは筋肉の量を維持できるので、基礎代謝も維持したまま健康的な体型になりながら体重減量ができます。
朝起きた後の空腹も感じにくいということは、朝のドカ食いも防げるわけです。

カゼインプロテインをどんな液体で割ればいいでしょうか。
筋トレをしていて筋肉を増やしたい人には牛乳で割って飲むのがおすすめです。
夜に牛乳を飲むと寝つきもよくなるからです。
カゼインプロテインはホエイプロテインよりねっとりした粉で混ぜにくいので、牛乳だけでなく軽くお水も加えて混ぜやすくしましょう。

ダイエット中の人には、お水で割って飲むのがおすすめです。
牛乳で割ると摂取カロリーが気になるので、計算しやすいゼロカロリーのお水で割って飲みましょう。

おやつがわりにカゼインプロテインを飲もう

筋肉を増やしたい人にもダイエット中の人にも、おやつがわりにカゼインプロテインを飲むのもおすすめです。
カゼインプロテインは腹持ちがよい性質があるので、カゼインプロテインをおやつの時間に飲むとお夕飯までの間は空腹が起きにくくなります。
血中アミノ酸濃度が安定して筋分解が起きにくいのは、特にダイエッターにはありがたいですよね。
お夕飯までに摂取カロリーが足りなくても、体がふらつかずに耐えられます。

もし出勤中にカゼインプロテインを飲む機会に恵まれない場合は、シェイカーにあらかじめカゼインプロテインの粉末を入れておいて携帯しましょう。
お水はペットボトルに携帯して、飲めるタイミングにシェイクして手早く飲み干しましょう。
シェイカーでさらに早めにカゼインプロテインを混ぜるには、カゼインプロテインの商品のパッケージに記載された量より多めのお水を加えましょう。
そうするとスムーズにカゼインプロテインを混ぜきれます。

カゼインプロテインと他のプロテインを組み合わせよう

カゼインプロテインと液体が混ぜにくい場合は、ホエイプロテインと混ぜてその分お水を追加してシェイクしましょう。
ミキサーでカゼインプロテインとホエイプロテインを一緒に混ぜるのが手軽です。
シェイカーより混ぜやすいですが、お水を追加するのを忘れないでください。

カゼインプロテインはゆっくり消化吸収されるのが特徴ですが、ホエイプロテインと追加することにより消化吸収の時間を縮めることもできます。
だいたいカゼインプロテインのみと比べて、2時間短縮されます。

消化吸収の時間を計算したい場合も、カゼインプロテインとホエイプロテインの量の対比を変化させて摂取するのもよいでしょう。

30代筋トレ女子の筆者の体験談

カゼインプロテインの商品は、粉末状もペットボトルや紙パック入りも飲んだことがあり、味もさまざまでした。
粉末状のカゼインプロテインの商品は、チョコといちご味、プレーン味などがあります。
紙パックタイプだと、バニラといちご味、カフェオレ味があります。

携帯しやすい紙パック入りのカゼインプロテインの商品は、スポーツ用品店に置いてあるので、通りがかりに入手してタンパク質を摂取することもありました。
お腹がすいて近くにそのスポーツ用品店があれば、入手する感じです。
減量中に血中アミノ酸濃度を安定させたい日々だと、外出中は常に紙パック入りのカゼインプロテインの商品を常に携帯していました。

カゼインプロテインの携帯タイプの商品は、粉末の商品と比べて脂質が多いのでカロリーも高めです。
減量中だと脂質はあまり摂取したくないのですが、カゼインプロテインの携帯タイプの商品はおいしいので、たまに飲むと気分転換になってよかったです。

カゼインプロテインの粉末は、パッケージを開けたとたんに粉が舞います。
しかし、粉の性質じたいはもっちりしているのですよね。
BCAAのパッケージ商品のように、開封するたびにふたをしたまま上下に振った方が、粉が安定しやすいようです。
よって、カゼインプロテインのパッケージを開ける前後は上下に振っていました。

やはり販売会社が推奨するカゼインプロテインと混ぜる水の量は、足りないですね。
シェイカーで混ぜてもなかなかカゼインプロテインと水は溶けきれません。
きもち100cc多めに水を追加するのですが、今度は味が薄くなってしまいます。
甘党な筆者は、甘みが薄くなるのがちょっとつらかったですね。

カゼインプロテインじたいは、味はまろやかな商品が多いのできらいではないです。

しかし、ホエイプロテインと比べてカゼインプロテインは優先度が低いので、夜寝る前に飲むくらいでした。
どちらかというと、紙パック入りの携帯するカゼイン入りプロテインドリンクが、絶妙な味で好みです。

もしカゼインプロテインを混ぜるのが大変だったらむりをせず、ホエイプロテインと併用しながらカゼイン入りプロテインドリンクを飲んで、タンパク質を摂取することをおすすめします。
筋トレとプカゼインロテインを飲む習慣を続けるためにも、むりをしないことが大事です。