プロテインは、筋トレして筋肉をモリモリつける人向けとは限りません。

実は、量を守ってプロテインを飲むとより健康になれます。

なぜプロテインを飲むともっと健康になるのでしょうか。

自分に合わせた量を守って、プロテインを飲んでみませんか。
 

プロテインは消化吸収に特化したサプリ

プロテインは粉末状になってパッケージされた商品として売られていて、見た目は小麦粉のようで怪しくありません。
プロテインにはタンパク質がたくさん含まれていて、プロテインと牛乳やお水などの液体をシェイカーでシャカシャカシェイクして飲むことにより、気軽にタンパク質を摂取できるようになっています。
タンパク質を食べ物から摂るには、食べ物をたくさん食べなくてはいけません。

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例えばお肉お魚だと、100gにつきタンパク質は基本的に20g含まれています。
植物でもタンパク質が多く含まれている豆類だと、お肉お魚よりタンパク質の量は少なめです。

タンパク質を1日何g摂れば健康的といわれているでしょうか。
一般的に1日分は体重1kgにつき、タンパク質1g摂ればちょうど良いといわれています。
体重50kgなら1日につきタンパク質は50g、体重70kgなら1日につきタンパク質は70gですね。

お肉お魚からタンパク質を摂るとなると、体重50kgなら1日にお肉お魚を250g摂らなくてはいけません。
体重70kgならお肉お魚を350g摂る必要がありますね。

日本人はお米や麺類を主食にしている人が多いので、おかずにお肉お魚を1日に300~400g食べるのはお腹がいっぱいで大変でしょう。
日本人は肉の咀嚼がだるく感じて、食べる時間が長くなってしまう傾向にあります。
日本人は昔からお米が主食だったので、噛んでも唾液ができにくい人が多いからです。

それに、お肉お魚にはタンパク質だけでなく脂質も多く含まれているので、無駄なカロリーも摂取してしまい太りやすくなってしまいます。
植物性タンパク質の豆類は、お肉お魚よりタンパク質の量は少ないので、さらにたくさん食べなくてはいけません。
チーズやヨーグルトの乳製品もタンパク質は比較的多めに含まれていますが、お肉お魚と同じくらい脂質が多く含まれています。
お肉よりお魚ならなんとか食べられるといっても、アレルギー体質で魚介類は食べられない人もいます。

タンパク質を食べ物から摂ることは日本人は欧米人と比べて、よけい大変なのはおわかりいただけたでしょうか。

となると、プロテインの出番になります。
プロテインと牛乳やお水などの液体を、シェイカーでシャカシャカシェイクして飲むだけなので、ジュースやスムージーを飲む感覚でプロテインを気軽に摂取できます。

もともと食欲不振だったり少食な人でも、気軽にプロテインを飲んでタンパク質を摂取できます。
プロテインは粉状のサプリなので、普通の食べ物より早めに胃腸に進み消化吸収されるので、胃腸への負担が軽くなります。

同じ運動量でタンパク質の摂取量を増やすので、筋肉が増えて筋分解も防げます。
運動量が減った病人や高齢者にもプロテインはおすすめのサプリなのです。

プロテインは便利なのでタンパク質が摂りやすい

プロテインが必要な理由は、ほかにはなんでしょうか。
率直に言って体作りにおいて、プロテインを飲むか否かを選べる場合、飲んだ方が効率良く体作りができて楽だからです。

年々筋肉は減っていくのを筋トレで刺激を与えて減っていくのを防ぐのですが、プロテインは短時間で摂取できて早めにタンパク質を消化吸収できるので、筋肉を強化するタイミングが絶妙になるわけです。
筋トレをごりごり週4、5回やっている人にとっては、なおさら筋肉を成長させるタイミングは大事ですよね。

プロテインは粉末のサプリなので、長期保存が可能です。
だいたい購入時の1年半か2年後が、賞味期限の設定がされているプロテインの商品が多いです。
賞味期限半年前でも割引価格でプロテインの商品は通販される場合もあります。

プロテインの商品は劣化もしにくにので、災害向けの食糧としても向いています。
お水とシェイカーさえあれば、避難先でもタンパク質を多めに摂取出来て体力が続き、免疫力低下も防げます。

食べ物からタンパク質を摂るのと比べて、プロテインの方が低コストで済む場合もあります。
ざっと2kgでパッケージされたプロテインの商品でCFM製法の場合、タンパク質1gにつき6~8円です。
お肉は100gにつきタンパク質は20g入っているものが多いので、プロテインの商品と比べると100gにつき160円以下だと、プロテインよりお肉の方がお得な計算になります。

鶏肉と豚肉はタンパク質の量に対して、プロテインよりコストは低いのですが、牛肉で160円以下は海外産でもめったにスーパーで見かけないので、牛肉よりプロテインの方がお得な計算になります。

CFM製法のプロテインよりもっとお得なプロテインの商品もありますので、性能やお肉を食べたい衝動とコストを照らし合わせて、タンパク質を摂取する方法を選びましょう。

プロテインを飲むと健康的な筋肉がつきやすくなり、筋トレもしやすい習慣が身につけられますね。
フィットネスクラブのジムエリア内でも筋トレが終わったらすぐに給水機で、あらかじめプロテイン粉末を入れたシェイカーに水を入れてシャカシャカ混ぜると、すぐに飲めてタンパク質を摂取できます。
筋肉向けのゴールデンタイムのチャンスを逃さないわけです。
筋トレ後に、ゴールドジムのラウンジでプロテインを作ってくれて、すぐ飲めるシステムがありますよ。
フィットネス施設側も効果の面から、プロテインを飲める環境を提供しているわけです。

30代女性の筆者の体験談

筋トレの日は体重1gにつきプロテインは2g摂っていました。
風邪をひいて寝ている日は発熱で筋分解が起きやすいので、筋トレしていなくてもプロテインを1日20gをゴクゴク飲んでいました。
結果、体脂肪率は12~18%で筋肉量を維持できていました。
運動していなくてもおやつがわりに1日プロテイン1杯飲むのをおすすめします。