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ヨガとピラティスの違い

体を健康に保つためのエクササイズは、筋トレだけではありません。

 

筋トレはきついからイヤっす。

 

そんなことを考えてかどうかは分かりませんが、最近では、健康はもとより、プロポーションの維持や美容にもよいということでヨガやピラティスが人気を博しています。

 

街を歩けば、ヨガやピラティスのスタジオがところどころに。フィットネスジムではプログラムの一つとして実施しているところもあります。
そのくらいヨガとピラティスは身近な存在になっているのです。

 

しかし、名前は聞いた事はあるけど、実際ヨガやピラティスって一体何をするのか、違いはあるのか、どんな効果があるのか・・・詳しいことは存じませんって人が多いのではないでしょうか。

 

そこで今回、ヨガとピラティスの違いを表にまとめてみました。
「どっちを始めようか・・・」と迷ったときの参考にして下さい。

 

ヨガ(ヨーガ) ピラティス
▽ 起源
■ 紀元前2500年〜1800年のインド
■ 日本へは平安時代に空海によって伝来。
■ 現在に至っては様々な流派が存在する。
■ 特にハリウッドスターの間で広まったパワー・ヨガは日本でも流行。
■ 第一次大戦中ドイツ人のジョセフ・ピラティスにより考案
■ 日本では2005年に流行
▽ 起源における目的
心身の制御(瞑想) 負傷兵士のリハビリ
▽ 呼吸法
腹式呼吸 胸式呼吸
▽ 動作
■ 主にポーズをとって静止(アイソメトリックやスロートレーニングに近い)
■ ポーズではなく、動作の過程を重んじる。そのため、体の柔らかさは問わない。
■ 常に体を動作させる。滑らかに動作する。(筋トレに近い)
■ 動作の正確さ・質を重視する。しっかりと筋肉・体を意識することが大切。
▽ 意識の対象
■ ラジャ・ヨガ=心(瞑想)
■ ハタ・ヨガ=体(筋肉)or心
■ パワー・ヨガ=体(筋肉)
■ ホット・ヨガ=体(筋肉)
■ 筋肉
使っている筋肉(特に体幹部の筋肉である腹直筋、腹斜筋、腹横筋)を意識して、インナーマッスルに働きかける
▽ フィットネスとしての目的・効果
■ プロポーションの維持・改善
■ 骨盤・体の歪みを整える
■ 柔軟性の向上
■ シェイプアップ
■ 精神統一
■ 集中力の向上
■ 体調を整える
■ 美容
■ 冷え症改善
■ 代謝アップ
■ リラックス
等々・・・
■ 体の引き締め
■ 骨盤・体の歪みを整える
■ プロポーションの維持・改善
■ 筋力アップ
■ 代謝アップ
■ 脂肪燃焼
■ リンパの流れ改善
■ 腰痛の緩和
■ リラックス
等々・・・
▽ 筋肉について
筋肉は大きくならない。
細くしなやかな筋肉を作る
筋肉は大きくならない。
細くしなやかな筋肉を作る

 

さて、あなたなら、ヨガとピラティスどっちを始めてみますか?