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筋トレのやり過ぎは逆効果?

筋トレはやればやるほど効果があがると考えている人が多いようです。
しかし、筋トレのやりすぎはかえって逆効果になる可能性を秘めています。このことを「オーバートレーニング」と言います。

 

オーバートレーニングは特にまじめな人や体の調子がいい人が陥りやすい状態だといわれています。筋トレをやりすぎてしまうのです。
オーバートレーニングに陥らないために、基本的なことを理解しておく必要があります。それは「筋トレとは」という基本的な考え方からひも解かれます。

 

筋トレというのはそもそも、筋肉をいったん破壊することで、さらに強い筋肉に作り変える(再生)ことを言います。この時、新しい筋肉に作り変える過程で、しばらくの休養が必要になってきます。

 

ところが、休養することなく筋トレを続けていくと、この再生のペースが追い付かなくなってしまいます。
そのため、筋肉が再生途上であるのに、さらに筋トレで負担を強いるということになり、オーバートレーニング状態に陥ってしまうのです。

 

オーバートレーニングにはいろいろな症状が伴うことがあります。
具体的には、慢性疲労に始まり頭痛、腹痛などを引き起こします。中には不眠症に陥るケースもあるようです。

 

このようなオーバートレーニングの兆候が現れ始めたら、休養することが一番です。オーバートレーニングは、体が休みを求めている証拠なのです。このまま筋トレを続けていくと、筋トレ効果がでないばかりか、慢性的な体調不良を招く恐れがあるため十分に注意する必要があります。