タバコは筋トレにマイナス効果を及ぼす？

タバコを吸っていると筋トレの効果が弱まるって知っていましたか？

近年、値段がかなり高騰しているタバコですが今がやめ時かもしれません。

せっかくの筋トレもタバコのせいで意味がなくなってしまう可能性もあります。

今回はタバコがなぜ筋トレにマイナスな影響を及ぼすのかを解説していこうと思います。

タバコはなぜ筋トレに影響するの？

タバコが筋トレの効果を低下させてしまう最大の要因はタバコを吸うことによって肺の機能が低下し酸素を体の中に取り込む力が弱まることです。

筋肉というのは酸素を取り込むことにより回復し肥大しますが、タバコにより肺の機能が低下することで酸素をうまく体の中に取り込めずに筋肉が酸欠状態になってしまいます。

また筋肉が回復できていない状態でトレーニングを行うと筋肉自体が減少してしまうことにつながります。

これは運動の際に必要なエネルギーである酸素が足りないためにうまく脂肪をエネルギーとして使うことができないからです。

このようにタバコは肺に対しての悪影響が大きく、酸素をうまく取り込むことができなくなるために筋トレの効果を下げてしまうというわけです。

また、タバコには精神的な悪影響により、筋トレ時のパフォーマンスの低下を引き起こすことがあります。

タバコにはニコチンが含まれています。このニコチンというのは吸った時には精神的な落ち着きや快感を感じさせる物質です。

しかし、このニコチンは効果に持続性がありません。つまりニコチンの効果は長くは続かないということです。

それだけならいいのですが、ニコチンには効果が切れた時のイライラなどがあります。

ニコチンは集中力の低下を引き起こすだけでなく、身体能力の低下や判断能力の低下を引き起こします。

これらの悪影響により筋トレ時のパフォーマンスが低下するのです。

筋トレのパフォーマンスが低下するというのは精神的に耐えられる負荷が小さくなるということです。

筋トレ時には肉体的な限界の前に精神的な限界が先に来ます。多くの人は精神的に限界の部分で諦め負荷を設定しますが肉体的な限界の負荷というのは精神的には不可能だと感じる一つ上の段階です。

そのため、タバコにより精神が弱くなるということは筋トレ時にしっかりと負荷をかけ回数をこなせなくなるということです。

もちろん筋トレの効果も低下してしまいます。

タバコは人間の体に確実に害を与えるものという認識が一般的ではありますが、なぜ害を与えるのかはあまり知られていません。

タバコが人体に対して与える害は先ほど紹介したニコチンによるものの他にトルエン、一酸化炭素、アセトン、ブタン、カドミウム、ヒ素などによるものがあります。

これらの物質は基本的にタバコの煙に含まれており、喫煙者はもちろん周辺にいる人々にも悪影響をもたらします。

喫煙者の方はフィルターを通している煙だから外は少ないと考えているかもしれませんが喫煙を行う際には主流煙というフィルターを通している煙以外に副流煙というタバコの先端から出る煙も同時に吸っているので結果的に有害な煙を直接吸っていることになるのです。

タバコの煙には有害物質が多く含まれており、主流煙よりも副流煙の方が人体に対しての悪影響はフィルターを通していない分、大きなものとなります。

タバコを止める方法としては飴を舐める習慣をつけることが効果的です。

ここでの飴は禁煙専用の飴でなくとも効果は期待できます。

タバコはニコチン依存が酷く薬物中毒の影響でやめられないという場合は案外少なく、癖になっているから自然とやってしまうということがほとんどです。

これは本人も気づいていない場合が多いのですが、タバコの依存性により禁煙が困難になることはほとんどありません。

タバコは心理学的に幼体行動の一つとされ、赤ちゃんが母親の乳を吸い安心感を得る時と同じ感覚がタバコからは得られるとされています。

そのため、精神的に孤独感の強い人や極度のストレス環境下に置かれた人にヘビースモーカーは多いのです。

タバコを吸うことで安心感が得られるのはタバコの直径が母親の一般的な乳首の直径と同じだからだとされており、この直径のものを人が加えると人は落ち着くとされています。
同じ直径で作られている製品にはマクドナルドのマックシェイクのストローがあり、これは母親の乳首の直径と同じです。

このようにタバコというのは依存性により禁煙が失敗するのではなく、単に乳離れできないのと同じ現象であり、一種の癖です。

そのため、タバコに変わる習慣があればいいのです。

そこで最もおすすめなのが飴です。飴により口が寂しくなる時間をなくしタバコという選択肢を減らすのです。

また、タバコというワードにあまり触れない生活を送るために自分の周りの人間に禁煙を宣言することも大事です。

禁煙中はタバコに誘われると断れない状態で同僚などからつい一本だけもらってしまい禁煙失敗ということがよくあります。

そのため、自分の周りの人間に禁煙を宣言し自分とタバコとの距離をしっかりと取るようにしましょう。

そうすることでタバコの誘惑を減らすことができます。