カゼインプロテインの粉はホエイプロテインと比べて、どろっとしてうまく溶かすのが難しいです。

プロテインのエキスパート、ボディビルダーですらカゼインプロテインをスムーズにうまく混ぜられません。

カゼインプロテインをうまく溶かす方法はなんでしょうか。

カゼインプロテインの性質とおいしい味がする溶かし方を知って、飲み続けましょう。

カゼインプロテインは水で溶かすのが基本中の基本

プロテインは牛乳で割って飲むのが一番だと思っていませんか。
カゼインプロテインはどろっとしているので、カゼインプロテインの商品のパッケージに記載されている推奨の液体の量ではうまく溶かせないのがほとんどです。
カゼイン自体がドロッとして、カゼインプロテインの粉末はホエイより粒子が荒いのか、サラッとしているよりはモッサリとしています。

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牛乳ではなく不純物がほとんどないお水で溶かすのが、基本中の基本です。
カゼインプロテインの商品のパッケージに記載されている推奨の液体の量より、少し多めの量でカゼインプロテインを溶かしてみましょう。

ホエイプロテインよりシェイクの時間はかかりますが、溶けきるまでシャカシャカとシェイクしましょう。
混ぜきらないとダマになって飲みづらくなり、のどにつまったり、むせやすくもなります。
そんな状況がいやになると、カゼインプロテインを飲むのが習慣化されにくくなるので、せめてていねいにシェイクして飲みましょう。
うまく溶かすコツのひとつに、シェイカーの氷をいくつか入れる方法もあります。
氷という固形物が水流をシェイカー内で作ってくれるので、より溶かしやすくなります。

ボディビルダーのなかには、プロテインを液体で割らずにじかにスプーンで摂取する人もいます。
口にふくんだらすぐにお水も飲んで、胃に流しこむしくみです。
この飲み方は、ビルダー飲みと呼ばれています。
粉っぽくて飲みずらそうですがビルダー飲みができるボディビルダーは、手慣れたものです。

しかし、カゼインプロテインはホエイプロテインよりパサパサ感がすごいので、カゼインプロテインをビルダー飲みができるボディビルダーは聞いたことがありません。
カゼインプロテインをビルダー飲みができる人は実在するでしょうが、それくらいビルダー飲みは難しいです。

くれぐれもカゼインプロテインのビルダー飲みはしないで、液体でしっかり割って溶かして飲みましょう。

シェイカーとミキサーでカゼインプロテインをうまく溶かそう

ミキサーが手元にある環境なら、カゼインプロテインはできるだけミキサーで液体と混ぜて飲みましょう。
会社だとなかなかミキサーを使える機会がないでしょうが、自宅だとミキサーを置けますよね。

ミキサーでカゼインプロテインを溶かす場合

勤務中にカゼインプロテインを飲むなら、シェイカーにあらかじめカゼインプロテインの粉末を入れておいて常にそばに携帯しておきましょう。
お水はペットボトルに携帯して、飲めるタイミングにシェイクして手早く飲み干しましょう。
ミネラルウォーターのペットボトルは、コンビニやスーパーで簡単に入手できます。
混ぜるお水の量は1杯につき、200~300ccとカゼインプロテインのパッケージに記載されている商品が多いですが、記載されている量のプラス100cc加えると、スムーズにカゼインプロテインを混ぜきれます。

カゼインプロテインに慣れたら他の材料も加えてみよう

シェイカーではなく、ミキサーを使ってカゼインプロテインを混ぜる場合、ほかの材料も混ぜて自分好みの味を作れます。
始めは果物ジュースをミキサーに入れるのが、おすすめです。
カゼインプロテインを混ぜるのに慣れてきたら、果肉入りのジュースに変えたり、ヨーグルトを追加するのもよいでしょう。
水も追加して、混ぜやすくしましょう。

例えば、生の果物やお野菜を追加するのもよいでしょう。
冷凍された状態の材料なら、ミキサーの熱によるビタミンの損傷は防ぎやすいです。

果物だと、いちご、ブルーベリー、ラズベリー、梨、バナナがおすすめです。
お野菜だと、ほうれん草、チンゲン菜、小松菜、ブロッコリーがおすすめです。
梨は皮をむいていれると、さらにマイルドな味になって、おいしいですよ。

これらの食材とカゼインプロテインの組み合わせは、果肉や野菜の繊維が増えるタイプなので、その分ミキサーに水を多めに追加しましょう。

もし溶かすのがもうイヤになってしまったら、パッケージタイプのカゼイン入りのプロテインドリンクの商品があるので、そちらを利用してカゼインプロテインを摂取しましょう。
粉末状のカゼインプロテインの商品より割高ですが、ペットボトルタイプや紙パック入りの飲みきりタイプの商品だと手軽で外でも持ち歩けて飲めるので、筋肉を成長させるチャンスを逃しにくくなります。

30代筋トレ女子の筆者の体験談

カゼインプロテインの商品は、粉末状もペットボトルや紙パック入りも飲んだことがあります。
携帯しやすいペットボトルや紙パック入りは、スポーツ用品店やコンビニに置いてあるので、通りがかりに入手してタンパク質を摂取することもありました。
カゼインプロテインの粉末は、パッケージを開けたとたんに粉が舞いますが、粉の性質じたいはもっちりしています。

やはり販売会社が推奨するカゼインプロテインと混ぜる水の量は、足りないですね。
シェイカーで混ぜてもなかなかカゼインプロテインと水は溶けきれません。
きもち100cc多めに水を追加するのですが、今度は味が薄くなってしまいます。
甘党な筆者は、甘みが薄くなるのがちょっとつらかったですね。

カゼインプロテインじたいは、味はまろやかな商品が多いのできらいではないです。

しかし、ホエイプロテインと比べてカゼインプロテインは優先度が低いので、夜寝る前に飲むくらいでした。
どちらかというと、紙パック入りの携帯するカゼイン入りプロテインドリンクが、絶妙な味で好みです。

もしカゼインプロテインを混ぜるのが大変だったらむりをせず、ホエイプロテインと併用しながらカゼイン入りプロテインドリンクを飲んで、タンパク質を摂取することをおすすめします。
筋トレとプカゼインロテインを飲む習慣を続けるためにも、むりをしないことが大事です。