NO系サプリの商品にはアルギニンとシトルリンというアミノ酸の一種が、必ず配合されています。

NO系サプリを摂取すると、血管拡張や筋肉の回復が早まる効果があるので、筋トレに向いているサプリです。

NO系サプリのシルトリンとアルギニンの効果を知って、筋トレの目標達成に合わせて摂取しましょう。

シトルリンの特徴と効果

シトルリンには、血管を拡張してやわらかくする機能があります。
筋トレ中にこの効果がでると、血流がよくなり、筋肉に血液が集まりやすくなるので、筋トレの負荷を違和感なく高めたり、筋肉の疲労が早めに回復する作用もあります。
アミノ酸なので筋肉にとどまるだけでなく、体中をかけめぐり、血中アミノ酸濃度を一定に保つ作用もあります。
副作用として過剰摂取すると、血流がよくなる影響で、利尿作用も出ます。

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アルギニンの特徴と効果

アルギニンの特徴と効果は、シトルリンと同様に血管を拡張してやわらかくする機能があります。
アルギニンを摂りすぎて下痢になる人は多いです。
適量は1日に体重の0.1倍gと言われていますが、プロテインにもアルギニンは配合されているので、気づかないうちにアルギニンを多めに摂ってしまっていることがあります。
複数のサプリで重ねてアルギニンを摂っているなら、アルギニンを摂取する量を調整して過剰摂取を防ぎましょう。

シトルリンとアルギニンのおすすめ使い方

シトルリンとアルギニンのおすすめの摂取方法は、NO系サプリか単体サプリの商品で筋トレ前と筋トレ中に摂るのがおすすめです。
筋トレ以外の時間帯にシトルリンとアルギニンを摂っても、効果はそんなに実感できないでしょう。

海外製のプロテインやプレワークアウトサプリの商品には、クレアチンとセットで追加されているものもあります。
急にシトルリンとアルギニンを多く摂取しても、体が極端に反応して病気になるほどではありませんが、不快な症状がでることもありますので、少しずつ摂取しながら量を増やしていき、体を慣らしていくのもおすすめです。

最初は、日本製のシトルリンとアルギニンが配合されたサプリを摂り、摂取量に比例するほど効果を実感できて不快感がなければ、海外製のサプリの商品を試してみるのもよいでしょう。

30代筋トレ女子の筆者の体験談

週3、4回筋トレをしてプロテインを飲むスケジュールのなかで、ほかのサプリも試したいと思い、筋トレ仲間におすすめのサプリを聞いたところ、NO系のサプリが人気ありました。
そのころ、ちょうどNO系のサプリがいろいろな会社から販売された時期で、効果があるとの口コミの多さもあり、NO系サプリを使いたがる筋トレ仲間も多かったですね。

NO系サプリは国内外問わずいろいろなサプリがあり、アミノ酸の量のわりに高価格帯の商品が多いです。
もともとアミノ酸が中心に配合されたサプリは、プロテインの商品と比べてレベルの高い精製技術と原材料が要求されるので、高い価格はしかたないなぁと思います。
1回分が400円くらいのNO系サプリの商品もあるので、ゴリゴリ筋トレする人やボディビルダーにとってそのようなNO系サプリの商品を飲むのは習慣化しづらいでしょう。
NO系サプリの商品をコスト面から入手しづらいボディビルダーは、粉末状のアルギニンの単体サプリを入手する人も多いです。
プロテインやBCAAと混ぜて自分好みの味にできるので、手間を感じなければおすすめの飲み方でもあります。

NO系サプリを筋トレ前と筋トレ中に飲むと、刺激を与えた筋肉がパンパンにふくらみ筋肉に血液が集中します。
パンプアップと呼ばれて筋肥大も起きやすい現象ですが、筋肉を大きくしたい人にとって、うれしい現象です。
筋トレ中にパンプアップすると、さらに筋トレへのモチベーションが上がるので、NO系サプリは人気がありますね。

女子である筆者もNO系サプリを試しまして、きっちり筋トレ前と筋トレ中にNO系サプリを摂ってみたところ、筋トレ中は集中できるし、筋肉のパンプアップも見られました。
肩やおしりもパンプアップして、筋トレ仲間にもつっこまれましたので、筆者の妄想ではなく効果はばつぐんなのです。

しかし、もともと筆者は肌が敏感でアレルギー体質なので、アルギニンを飲みすぎによるアレルギー症状がでるのを防ぐために、毎回の筋トレでは飲まないようにしていました。
または、筋トレの負荷の高さに合わせて、飲む量を調節していました。

NO系サプリの1回の推奨量は成人男性に合わせているので、女子の筆者にはじゅうぶんな量です。
海外製のNO系サプリの商品は、日本製より配合量が多めでカフェインも、日本では考えられないくらい多く追加されているので、女子が摂取すると危険な量だと思われます。
海外製のNO系サプリなら推奨量の半分を飲んでも、じゅうぶん効果は得られるでしょう。

筆者の場合、下半身の筋トレの日や、たくさん筋トレと有酸素運動をする日は、NO系サプリの1回の推奨量をきっちり摂取していました。
肩だけ筋トレする日や、30分ていどで筋トレを終わらせる日は、NO系サプリは通常の半分量を摂っていましたね。

NO系サプリは、プロテインのように粉状にパッケージされた商品やタブレットタイプの商品もあります。
筆者は持ち運びに便利なタブレットタイプを摂取しているのですが、思ったより砕けやすく、賞味期限前でも容器の中で粉っぽくなる時もありました。
プロテインより賞味期限は短いので、NO系サプリの商品を入手したら、コンスタントに摂取して賞味期限内に飲みきるようにしましょう。
また、飲みきるのが難しければ、筋トレ仲間におすそわけしましょう。
NO系サプリは高価なのであまり買いたくない、だけど好きな筋トレ男子は多いので、差し入れすると喜ばれます。

もし筆者が男子で、さらに筋肉を増やすのを追い求めていたら、NO系サプリの商品は常備していたと思います。
それくらい筋トレ男子にとって夢のあるサプリなのです。