筋トレ学園は、筋肉トレーニングを通じて健康生活を送るための初心者向けサイトです。理論と実践を交えて解説します。

 


老化と筋肉の関係

さて今回のテーマは私達と切っても切れない老化について、です。

 

老化・・・イヤな言葉ですよね?

 

老いが避けられない事実だとしても、その速度を少しでも遅くできたら素敵だと思いませんか?

 

じつは老化と筋肉は密接な関連性があります。すなわち、老化=筋肉の衰えと捉えることができるわけです。

 

みなさんの筋肉は今まだ若さを保っているでしょうか?
今回はみなさんの筋肉の状態について、そして若さを保つ簡単筋トレなど、2回のコラムにわたって老化を防ぐ秘訣を伝授いたしましょう!

 

ではさっそく、以下の質問をチェックしてみてください。

 

●最近歩くのが遅くなった気がする。
●日頃からよく猫背になる。
●座るとすぐ背もたれにもたれかかりたくなる。
●よくつまずく。
●椅子から立つ時、テーブルや椅子に手をついて立ち上がる。

 

これらに該当項目が多いほど、老化が進んでいると考えてよいでしょう。
そして老化が進んでいる、ということはカラダの筋肉量が減ってきていると言えるのです。

 

特に筋肉が減りやすい部位は下半身です。なぜなら人間の筋肉の70%以上は下半身に集中しており、この部分を鍛えるか否かで若々しさを保てるかどうかが決定するわけです。

 

グラフをみてもわかるように、下半身の筋肉は30歳を境に一気に低下していきます。

 

この低下を防ぐために鍛えたい筋肉が下半身の中でも「大腰筋」(左図参照)といわれています。大腰筋は立ち姿勢の維持や歩行時に活躍する筋肉で、上半身と下半身をつなぐいわば大黒柱の役割を果たしているのです。
筋肉の中でも特に老化しやすいといわれる大腰筋、ではこれからあなたの大腰筋年齢をチェックしてみましょう。

 

大腰筋年齢のチェック方法

椅子から立って座ってを10回繰り返した時のタイムをもとにあなたの大腰筋年齢をチェックします。
持てる力を精一杯出して、10回反復して下さい。

 

※立ち上がった時、完全にひざを伸ばしきること
※座った時、お尻を椅子に着地させること
※椅子が滑らないように注意して行なって下さい。

 

さあ、あなたが10回繰り返した時にかかった時間は何秒でしたか?
下の表から大腰筋年齢を確認してみましょう。

 

大腰筋年齢チェック表
年齢
20〜39 〜9(秒) 〜9
40〜49 〜10 〜10
50〜59 〜12 〜12
60〜69 〜13 〜16
70以上 〜17 〜20

やばい・・・と思った人は
大腰筋を鍛える簡単スクワットで今のうちに強化しておきましょう。