スポンサーリンク

筋トレ学園トップ > ちょびトレ実践教室 > いつも一緒さ「カラダを変えるカバン」

いつも一緒さ「カラダを変えるカバン」

とにもかくにも、日常はトレーニングである。
僕が、そんな持論を持つことになったきっかけは高校時代にさかのぼる。

人間って日々カラダを動かしているんだから、効率的に筋肉使えば日常生活でも筋肉鍛えられるんじゃなか?

そう思ってまず頭に浮かんだのが、電車内でのトレーニング。

ベタではあるが、電車に乗っている間つま先立ちを続けるという方法だ。
これは、ふくらはぎの鍛錬、バランス力向上などに効果があると言われていた。

電車での通学は所要時間10分程度(片道)の距離。これが週5日となると見逃せないトレーニングになる。効率的に筋肉を使いたいと思った僕にとっては、もってこいのトレーニングなのだ。

ただ1点欠点があるとすれば、自分の体重(自重)だけでは筋肉の増強(肥大)を目指す場合に負荷が足りない。
物足りなさを感じながらも、これはこれで有効なトレーニングの1つ。電車内ではつま先立ちを励行した。

しかし、鍛えている実感も欲しい。
「通学しながらカラダに一定の負荷を一定の時間与えられることって無いものか・・・」

そこで今回の本題。
カバンの活用である。
「カバン」は通学中ずっと一緒。これを利用しない手はない。

通学中ずっと持っている、重さを調節できる、取っ手が付いているなどトレーニング用具といってもいいくらいの道具がカバンだったのだ。

鍛えられる部位は主に「腕」、「肩」の筋肉。
シェイプアップを考えた場合は、二の腕の引き締めや肩のラインづくりに役立つだろう。(この場合は、カバンの重さをあまり重くしすぎないように注意する必要がある。)
もちろん腕の筋力アップにも効果的だ。

意識することが大切

重いものを持つ行為自体がより筋肉を使うことになるので効果的なのだが、トレーニングとして考えた場合、ただ持っているだけでは効果的なカバンの活用法であるとはいえない。

というのも、ただ持っているだけでは、ぶら下げる感覚で指先のフックに頼ってしまうので、目的とする部位への負荷が分散してしまうのだ。
そのため、目的の部位へ負荷を集中させるため、ぶら下げるのではなく「腕の角度や位置を整えて」腕の筋肉を効率的に使ってあげる必要がある。
前回の繰り返しになるが、やはりどこの筋肉を使っているのか意識することが大切なのである。

さて、実践の前に注意点をいくつかあげておこう。
・できる限り取ってが付いているカバンを使用する。
・小さいカバンでなければ、普段使っているカバンでOK。
・重さは体力に合わせて調節する。

カバンの重さはどうやって調節するのか?

僕が高校生のときは、「置き勉をしない」、「辞書類は毎回持ち帰る」といったことで対応した。高校のときはそのくらいしかオモリになるものを持っていけなかった。

もちろん仕事や趣味の関係で自然と重いカバンができあがれば、それをそのまま使用することができる。
あまりにもカバンが軽いようであれば本などで対応してみよう。

まずは準備

重さが足りないときは本で重量を調節しよう。
ただし、最初からすぐにへばってしまうような重さにすることは得策だとは言えない。少しずつ重量を上げステップアップしていこう。

それでは実践だ。

スポンサーリンク

「くの字持ち」 - 腕と力こぶに効かせる!

腕と力こぶの引き締めに効果的なのが若干腕を前へ出す方法。

このようにすることで、腕全体に集中的に負荷がかかり、特に前腕(屈筋群)、上腕二頭筋に働きかけることができる。前へ出せば出すほど前腕への負荷は大きくなる。

この体勢で街を歩くのだが、目的地に着くまでずっとこの体勢を維持する必要はない。
限界かなって思ったら30秒ほど休みを入れてみよう。(以下のトレーニングも同様)
あまり頑張りすぎると距離によっては非常識な負荷となってあなたのカラダを痛めつけてしまうので注意しよう。
逆に日々の成果が現れ、長い距離を持ち続けれらるようになればカバンのオモリを上げるようにする。

ちなみに女性は力こぶに筋肉を付けることに消極的かもしれない。しかし、筋肉は脂肪を燃やす。筋肉を付けることは、食事制限だけでは得られない、健康的なシェイプアップの一つであることを覚えておいて欲しい。

「ロボット持ち」 - 二の腕や肩に効かせる!

この方法は二の腕のプルプルが気になる人、二の腕をもっと引き締めたい人にオススメだ。

腕を真下ではなく開いた姿勢で持つ。

この場合、腕に負荷がかかることはもちろん、上腕三頭筋(二の腕)と三角筋にも大きな負荷がかかる。そのため、二の腕の引き締めや肩のラインづくりに効果が期待できるのだ。

少々不自然な体勢ではあるが、なんとかギリギリ歩けるかっこうだと思う。普段は使うことが少ない筋肉なので、カバンを持った際にはぜひ実践を。

「80年代持ち」 - 腕と力こぶ、二の腕にも効かせる!

この持ち方は「くの字持ち」よりも若干楽に持つことができるが、腕、力こぶに加え、二の腕の引き締めにも効果が期待できる。

腕を伸ばして手で支えるようにして持つのではなく、腕全体で抱えるようにして持つようにしてみよう。
そうすることによって、重点的に腕と力こぶの筋肉に働きかけることができるのだ。

この持ち方は、普段から普通にやっている人もいるかも知れない。周りに悟られない自然な持ち方なので、この持ち方を行っている人はぜひ続けてもらいたい。筋肉の負荷を意識することでよりいっそうの効果が期待できるはずだ。

番外「パワーショベル」 - 腕と力こぶに効かせる!

少なくとも僕は、こんな持ち方して歩いている人を見たことがない。
非常に不自然な持ち方で、不審に思われることは間違いない。

しかし、効果は抜群。腕と力こぶに大きな刺激を与えることができる。 人からどう見られようが関係ない!って人は、ぜひとも実践を。

カバン活用法は一つの方法に過ぎない

普段身に付けているものでもカラダを鍛えられる。
周りを見回してみてください。きっと発見があるはずです。

空き缶を潰してみてください。腕に効きます。
傘の持ち方を意識してみてください。腕、肩に効きます。
自転車の漕ぎ方を意識してみてください。脚をはじめ、全身に効きます。

こんな日常生活や周りの環境、周りにあるモノでカラダを鍛えられたり、健康的なカラダづくりに役立つ方法をこれからも実践し、紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

 

ちょびトレ実践教室一覧

 



筋トレ情報室

日常生活でカラダを変える!

カラダ自動測定ツール

筋トレ種目を動画で学ぶ

筋トレ・美容コラム

筋トレ豆知識

筋トレ用語

トップページへ

 

(c)Kintore Gakuen