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骨粗鬆症(骨粗しょう症)と筋トレ

骨粗鬆症(骨粗しょう症)は、骨がもろくなる疾患で、一般的には運動不足や加齢によって起こるとされる。
特に高齢者は、骨粗しょう症の割合が高い。そのため、体をぶつけたり、転倒などにより骨折(腰椎や大腿骨骨頭など)する危険性が高く、場合によっては筋肉の衰えと相まって寝たきりの原因になる例が少ないのである。また、腰痛の発症原因にもなる。

このような事態は未然に防ぎたいものであるが、実は骨も筋肉同様に強くすることができる。つまり、骨密度を増加させることができるのだ。

それを可能とするのが” 運動 ”。

その中でも有効な運動が、筋トレやランニング、ウォーキングなどの骨に刺激を加える運動である。

筋トレにおいては、特に重量を下す動作の時に作用する『伸張性収縮』(※)が腱を介して骨に大きな刺激をもたらし、骨密度の向上に寄与すると言われている。
(※)エキセントリック・コントラクション=筋肉が伸ばされながら力を発揮する作用。

また、転倒リスクの軽減に主眼を置けば、筋肉が強化されることで転倒自体のリスク軽減にも役立つ。
なぜなら、骨密度を高めることは、転倒したときの骨折の危険性を減らすが(転倒後リスク軽減)、筋トレで筋肉を強化することは、転倒する前のリスクを軽減(転倒前リスク軽減)するからだ。

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つまり、筋肉の強化によって転倒しそうになった際に腕で体を支えたり、即座に足を出してバランスをとったりと、完全転倒のリスクを減ることで、結果的に骨折のリスクを未然に防ぐことができるのである。筋トレは、上半身、下半身をまんべんなく鍛えることが大切である。

また、閉経後の女性もホルモンバランスの影響で骨がもろくなってくるので、注意しておきたい。
運動により骨粗しょう症の防止、改善を図ることは、高齢者だけでなく女性も大切となってくるのである。

栄養に関して言えば、カルシウムやビタミンDが骨の健康を保つのに有効。日頃から摂取することを心がけたい。

以上のことから、運動不足の人、高齢者、閉経後の女性は、運動の重要性を強く意識し、まずはウォーキングからでいいので体を動かすことを始めてみてはいかがだろうか。慣れてきたらジョギングへステップアップし、同時に週2~3回は筋トレに励みたいところである。
(もちろんどのような人も健康維持・向上、疾病予防において運動は大切である。ここでは骨粗しょう症の観点から述べている)

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は心臓血管系疾患を予防、改善する上でも有効なので、少しずつでも生活に運動を取り入れるようにしてみよう。

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